意思決定のゴミ箱モデル

ガービッジカンモデルの備忘録答えはすでにある。

手にした物のみ内容が宿る

昔から表記のようなことを思っている。

本屋さんや図書館に行ってたくさんの本を前にすると、このすべてに内容があると思えない。

自分が手にした物だけ内容があるように思える。そう、手にした物のみ宿るのだ。ひとつとして白紙の本はない。当たり前だが私が手にする物を事前に予言しているかのようだ。たまにん〜と考えこれは!と言えない本を手に取るがやはり内容が書いてある。それすらも予定していた通りといったところだ。

本だけに限らずこの世の中のすべてはこの私から観た世界、その人にはその人から観た世界が広がっているに過ぎず、趣味や嗜好から導かれる物にしか、内容がないのではないかと思う。おかしな事だと笑われる事だろうが、この私から観た世界のみ内容が宿る、ではないとそれ以外無用の産物なのだから私が興味を持たない物なら存在価値がないのだから。例えば…なにかあるかな…

そう考えた瞬間頭に宿ってしまった物はすでに私に虚無だと思われぬよう内容を宿し始めている。いつかなにもない虚無を無作為に抽出してみたいな。

つまり…

f:id:Zenyo:20180128095050j:image

『死』の向こう側もすでに作られているのかな。