意思決定のゴミ箱モデル

ガービッジカンモデルの備忘録答えはすでにある。

About Time 愛おしい時間 を観て

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アバウトタイム愛おしい時間についてを観ました。ひさびさに良い映画に出会いました。

ざっくり話すと過去に戻れる能力を持った主人公が過去に戻ったりしながら自分や周りの人にはとのつながりを描く話です。

この話は、過去に戻れる能力が大事ではなくどんな選択をするかと、という所が大事になります。

この映画で主人公が弁護士で家庭が裕福でとかそんな事を題材にしてるのではなくあくまで時間の過ごし方あるいは使い方、戻る事のできない実社会をどう過ごすのか、が主です。

能力の話をすると設定が曖昧だとか色々な矛盾が出ますからね。

話の前半は特殊能力を使い、うまい事彼女を作ったり周りの不幸を回避したりと奮闘します。その中には変えられなかったことや技と変えないでいても成り行きでそうなってしまう事など不可抗力があるかのような場面もあります。中盤から変えられない運命をどう選ぶかや選択の難しさ選んだらもう変えられない事に直面して苦悩します。最終、父と別れなければ場面では最後に父と主人公で、お互いに若い頃に戻り、浜を散歩します。

私は普段、冷血漢ではないですが泣くことはありません。感動物だとか全く泣けませんしなんかアホ臭いので。

しかしこの映画では最終、不覚にも泣いてしまいました。最後の場面父と息子のシーンです。この時、私は自分の息子の事を思いました。息子が大きくなった時この映画ように過去に戻って私と過ごしたいのか?と自問自答し、私の存在が息子に取って正しいモノなのかと問いました。

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正しい選択を常にできるとは限りませんが、正しい選択をする努力はできます。大げさに今を生きろというのではなく限りある時間の中で生きているのだと痛感した映画でした。