意思決定のゴミ箱モデル

ガービッジカンモデルの備忘録答えはすでにある。

やりたいこと

先月、会社から以下の様な通達があった。

 

[今後2、3年を目処にあなた方が居る現在の営業所を移転し近隣の営業所5支店と統合します。

その際の人員などはまだ未定ですが雇用は守りますが部署移動や職種変更があります。]

 

とのこと。

休職する前の私の会社への貢献ぶりなら新たな営業所に雇われる所だが、休職してから完全に手を抜いている。全盛期の3割ぐらい。

なので後者のような扱いになるのだろうなと考えた。

 

実家に用事があったので母と机越しにそのことについて話すと

 

「他にやりたいことないの?」

 

と言われた。

 

「やりたいことねぇ〜…。」

 

と濁して終わった。進学する学生もやりたい事を無理やり見つけて進路に着くのかぁ。

やりたいことなけりゃサラリーマン。

もしくはフリーター。

 

私は就職する当時、心底やりたいことがなく、とりあえず今の会社でサラリーマンをしている。やりたいことなんて元々なかった。そんな人ばかりではないだろうか。

 

この社会は成功者の声しか聞こえない。

敗者は闇に消える。道端にいる。

 

母は昔から学校を休むことを嫌った。風邪を引いても、学校に行ってから早退しなさいと言った。

 

そんな母が私が休職すると言った時にてっきりガッカリするだろうと思っていたが、反応は私を気遣うものであったので驚いたことを覚えている。

 

その母が

「他にやりたいことないの?」

と言うものだからまたしても驚いた。

 

その言葉の中には

「そんな会社やめて傾注できる何かを始めた方がいいよ。」

とも取れたが私は一言返すだけで具体的な真意は聞けなかった。し聞かなかった。

 

実家は自営。

 

私は子供の頃親父に大きくなったら一旗上げてやるとよく言っていた。よく覚えている。

 

親父はそうかと笑った。期待しているとも言っていた。

自営なので母の苦労も知っていた。

 

なのでいつしか一旗上げるどころか平凡なサラリーマンを選んでいた。

 

やりたいこと

やりたいこと

やりたいこと

 

ここ1ヶ月この事ばかり。