意思決定のゴミ箱モデル

ガービッジカンモデルの備忘録答えはすでにある。

子供が大きくなるということ

ジムでダラダラ筋トレをしていた

 

その時ジムのテレビにある番組がやっていた

 

内容はレスリング一家で父のオリンピック

銀メダルを子供が超えたいと奮闘するもの

その子供はまだ小学生

将来は父超えの金メダルを取りたいとのこと

 

それを見て思った

私の子供は私を超えたいと思っているのだろうか

それ以前に目標になっているのか

子供が悪いという事ではない

目標にならない私が悪いのだ

 

いつも暗い顔して仕事して

鬱みたいになって

帰っては口うるさく

全て自分のせいなのに周りに当たって

 

そんな目標になりたいわけないだろ

当たり前だ

私は家族のATM役に徹すればいいのだろうか

 

そんな事を考えながら

私の幼少期を思い出していた

 

私の父は自営業

母も手伝っていた

私は子供の頃父に

いつか家業を継いで大きくしてみせる

と言っていた

鮮明に覚えている

覚えいる程何回も言った記憶がある

兄は性格的にそういうことを言う子供では

なかったので

父は頼もしく私の発言を

聞いていたと思う

その父ももはや老人の仲間入りだ

家業は店という事もありお得意のために

気ままに今はやっているかどうかみたいな

状況だ

母はこのご時世個人商店は難しいから

家業は継がなくて良いと昔から言っていた

昼過ぎにくたびれた母が洗濯物を

畳んでいるのをみて少し不憫に思ったりした

 

父は当時の私の発言をどう思っていたのだろうか

少しは将来を期待していたのではないだろうか

 

少なくとも自分の子供から

そのような発言はない

断るが子供が悪いわけではない

自営業とサラリーマンでは家族の感じ方も

違うと思うし

 

子供の頃は家業を手伝ったりした

そのため友達と遊べなかったりしたが

店で接客するうちに

自分には営業職が合っていると思っていた

だから就職も営業職にした

 

いまはこの有り様

 

テレビの父を追う子供の姿に目頭が熱くなった

それは感動したからではなく

自分が情けなくなったからだ

 

情けないな

心底自分にがっかりする

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(スケボーする息子、私は腰痛のため無理)