意思決定のゴミ箱モデル

ガービッジカンモデルの備忘録答えはすでにある。

ドラマにならない日々

子どもがドラマ、コードブルーを観てた。

 

救急救命の医療ドラマだ。かっこいい俳優達。緊迫する現場。もちろんフィクションだがドラマになるような仕事が存在するのだ。

他には刑事ものやドラマの題材になるような仕事は色々あるが私の仕事はドラマにはなってない。無論これからもならないであろう。

だってその程度だもの。

 

私の仕事、小売業。

必死になるノルマ。商品へのクレーム。謝罪。けつは自分で拭く。本部からの意味の分からん要求。残業(最近は少なくなった、最近は残業代も出る)。残業代を圧縮するため求められる効率。こなす量は変わってない。月末になると無視される労基。

休みも漠然と今月の数字。どうしよーかなー。

 

仮にドラマになるとしたら子どもに観せたくないな。こんな無様な父を。

取引先にペコペコ電話して。電話切った途端にため息。それで家族を養うこと。

それが現実。現場はドラマよりシュールだ。小売業。金儲けだけが正義。

甘っちょろいやりがいだけでは回らない。金儲けの後にちょっとのやりがい。売った分だけ増えた給与にやりがいが産まれるだけ。

奉仕ならやらない。唾をかけてやる。

 

月末の予算が終わってない夜の事務所。まさにお通夜。ドラマでいったら放送事故レベル。

帰れないオーラ出まくり。誰も上を向いてない。上司は実績の変わらぬパソコンを観て、難しい顔。その上の上司は本部の偉い人に今月切った予算の弁明、さらに来月必ずやると根拠のない意思表明。

日付の変わる数時間後からは切った予算を上乗せされた今月の予算。

 

もう限界だ。