意思決定のゴミ箱モデル

ガービッジカンモデルの備忘録答えはすでにある。

人生はどこまで行っても一人称 

上司と呑んでから月曜を迎えた

 

朝一で上長に呼び出されて居室に行った

 

木曜夕方の電話内容をもう一度言った

 

上長はよくしゃべる人

(人の話を聞かないタイプの人)で

私が発言以降はずっと

いまの会社の状況を説明していた

 

ひとしきりしゃべると

徐々に本題に入っていった

私は経緯と理由を述べた

 

上長は困るとの一点張りで

平行線が続いた

それで木曜朝にまた話そうということになった

私は7月末を目標にしていたので

早く結論が欲しかったが

上長の言い分も分かるので承知した

 

私は事務所に戻った

同僚の数人にはこの事実は

先週話してあるので

事務所戻った早々に

また木曜話すことになったと

同僚と話した

 

こんな状態なので月、火、水と

鈍行な日々が続いた

 

ついに木曜の朝になった

 

例のごとく上長は

様々な話をひとりしていて

ようやく本題に入った

 

私は意志は変わらないと告げた

上長はそれにしても月末退職は

早すぎるので年内はどうかと言った

 

就業規則には2週間前とあったので

私の退職通知は1か月あるのでこの問題は

ないと思っている

上長は次の人員確保には3か月はかかるとの

理由を加えた

 

私は次のところに8月からと言われてるのと

心身の不調を理由にして

譲らなかった

 

上長は月内は有給使わずに出社をお願いしてきた

 

私は気持ちとしてはこの日から

有給消化したかったがせめて

来週までと言った

上長はそれは困る1週間では

引き継ぎできないと、言った

しかし私は引き継ぎ資料をすでに

取引先全社分を用意していた

もちろん紙では伝えきれない部分も

あると思うが最大限伝わる資料を用意した

それにあと1週間あれば引き継ぎは問題

ないと伝えた

 

そして、明日の金曜は有給で休むと伝えた

金曜は月初会議なので

私にはもはや必要なかった

 

とりあえず来週までとし

上長の居室を出た

 

大きく息を吐いた

 

そして事務所に戻り仕事に着いた

 

戻ったら同僚がどうだったか聞いてきた

ことの経緯を話した

 

同僚は

もうこの会社は重要じゃない

次行く会社の方が重要だ

と言った

それもそうだと思った

 

人生はどこまで行っても一人称だ

 

私が経験したものだけが、私だ

視点は常に私発信だ

他人の気持ちを推察したところで

私が推察しているにすぎない

 

金曜の休んでいたところ

同僚から連絡があった

会議で私が退職する発表があったとのこと

 

パソコンを家に持ち帰っていたので

在宅ワークだった

そうしたら私の退職を聞いた

他部署の上長から水曜に

面談の打診メールが来ていた

ほとんど初見の人だ

私は私の上司の進退の事を話題に上げて

会う約束をした

その場で上司の心地良い復帰をお願い

しようと思う

私の最後の仕事だと思う

 

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(木曜の話し合いを終えて現場に行った時

見上げた空は青かった)